夜行高速バスでの旅行は楽しかったです。

まだ私が若かったころのことです。その頃はまあ有給休暇も多少は取れました。
しかし住宅ローンとかの返済で暮らしはそれ程楽ではありませんでした。

それで旅行も貧乏旅行です。私が知ったのは夜行の高速バスでの旅行です。
私とカミさんはこれで結構京都や奈良に行きました。夜に横浜とか町田から出るのです。
金額は新幹線よりもずっと安かったですね。京都には会社の保養所があったのです。
この金額は素泊まりで700円です。
夜出ると東名に入り、11時には真っ暗になります。
またバスにはコーヒーや紅茶、ジュース等が用意されていました。
洗面所もトイレもあります。まあ慣れれば若いうちはなんとか眠っていけます。
それに朝早く現地に着くのです。忙しい人はその日に観光等をして、また夜行バスで帰れば翌日勤務もできます。

私たち夫婦は似たもの夫婦で、あまり食事にはうるさくありません。
生ものや刺身は駄目です。また血の出るようなビーフステーキも駄目です。
魚は焼いたものか煮たものです。肉は良く焼いたものか煮たものです。それもほんの少しです。
その点京料理は少し高いのですが、どうにか食べられたのです。

朝早く現地に着くと、近間のお寺さんに行きました。そこで信者さんに交じって朝の勤行です。
このお寺さんは朝早くから開いていて、お茶とかお休み処も用意されいたのです。
ここである程度時間をつぶし、街に戻って、ホテル等のモーニングサービスです。
これは結構リーズナブルです。私たちは朝はパン党なので、これによく合っていました。

その後、最初は駅のそばの観光バスのセンターで、その日の観光スポットを決めるのです。行き先は30種類ありました。
その後は数年して観光の雑誌を片手に電車やバスを利用して、自分たちでお寺さん回り等を行うようになりました。
京都は何回来たか分かりません。春夏秋冬です。吉野にも、奈良の飛鳥にも、結構楽しめたと思います。

若いころの貧乏旅行の思い出です。